動画広告とバナー広告の「融合」が今後のトレンドになりそうな予感

インターネット動画広告にもバナー広告にも、それぞれ独自の長所があります。

動画広告は、テレビコマーシャルのように動的な訴求ができる点が最大の長所。しかし、広告内容を十分に理解して貰うために、ユーザーにある程度の視聴時間を要求します。当然、最後まで視聴せずに離脱するユーザーも多い。

バナー広告(静的な画像イメージ広告)は、表現手法の豊かさに関しては動画広告の後塵を拝しますが、ユーザーの目に触れた一瞬で広告内容のすべてを訴求できるというメリットがあります。

このように、動画広告とバナー広告には、それぞれ異なる長所があるのですが……

ならば、両方の広告フォーマットを融合させてしまえばよいのでは?

バナーと動画の融合広告

バナーと動画の融合広告

バナーと動画の融合広告

これは、GDNで配信されているソニー損保の広告。

バナー広告と動画広告それぞれの長所を活かしたクリエイティブになっております。

静的画像イメージの部分で「商品名」ならびに「訴求点」、さらにはウェブサイト誘導の「コールトゥアクション」を瞬時に伝え、さらに連動した動画部分でより詳細かつ動的なアピールを行っています。

単体の動画広告、ならびにバナー広告と比較し、「視聴率高そうだな」「クリック率も上がりそうだな」と思うのは私だけでしょうか?

日本における動画広告の市場は、まだまだこれから伸びてゆく段階にありますが、こういった静的イメージ画像と融合させた動画広告は、その効果の面から今後の主流になってゆくのではないか、という気がしております。

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