ヤフー広告の配信先となる「提携パートナー」向けの資料ですが、広告主としても目を通しておくべき。
いわゆる「無効クリック」の判定基準として、以下の8つが挙げられています。
- 広告配信先における提携パートナー自身によるクリックや表示の繰り返し
- 広告ページ閲覧、購買、その他広告主の目的と異なる第三者からのクリック
- 自動クリックを発生させるプログラム(ボット)や表示ツールの使用
- ボットネットによる、乗っ取ったコンピューターからのクリック
- ウィルス等に乗っ取られたコンピューターからのクリック
- 広告配信先へのトラフィックを集めるトラフィックエクスチェンジの利用
- 無効クリックを恣意的に発生させるような広告表示
- その他の、ヤフーが独自で判断する不正なクリック
この資料の本来の公開目的は、
お前らこんなことするなよ。絶対するなよ。契約解除するぞ。
……という広告配信パートナーへの警告、ならびに広告主に対する「掲載先の審査やってますよアピール」なのですが、広告主の立場からすると「無効クリック調査」を依頼する際の理由としても利用できます。
すなわち、上記に該当する事象が起きている可能性を、何らかの「証拠」とともに提出し、ヤフーに広告クリックの事後調査を依頼すればよいわけですね。
無効クリックの調査依頼は、広告主であれば誰でも行えますが、依頼方法や「証拠」の集め方が分からない方につきましては、当方でもコンサルティングサービスを提供しております。詳細を知りたい方はお気軽にご相談ください。