お金や工数の観点から、最初にすべてのバナー素材を準備できない方へ。
YDNディスプレイ広告で使用できるバナー素材のサイズは、現時点で以下のように定められております。
PC&タブレット端末広告
300 × 250
468 × 60
728 × 90
160 × 600
468 × 60
728 × 90
160 × 600
スマートフォン広告
300 × 250
320 × 100
320 × 50
320 × 100
320 × 50
(単位はすべてピクセル)
広告配信当初からすべてのバナーサイズを用意できれば理想ですが、金銭的ならびに手間暇的に、そこまでの初期対応が困難なケースもあるかと思います。
ではそういった場合、どのバナーサイズを優先的に入稿すべきか?
リスティング広告の本質が、実際の広告配信データをもとに改善を積み重ねてゆく点にあるとするならば、判断の際に参照するデータ量は、基本的には多い方がよいわけです。
すなわち、ディスプレイ広告のバナーサイズ選定に当たっては、
インプレッション数の稼げるバナーサイズを優先する。
という考え方が、ひとつの解答となります。
では、YDN広告の配信において、インプレッション数が多いバナーサイズはどれか?
おそらく大半のアカウントにおいて、以下のバナーサイズが最も多くのインプレッション数を享受しているのではないでしょうか。
PC&タブレット
スマートフォン
つまり、インプレッションベースで判断するならば、PC&タブレット端末向けの場合は「300 × 250」、スマートフォン広告では「320 × 50」のバナー素材を最優先で入稿すべきであるというのが結論。
最初に上記2種類のバナーサイズで複数の広告素材を制作し、ABテスト実施後、効果の高かったデザインについて他サイズの展開も検討する、という手順は、コスト&工数面からみても利のある方法かと思われます。