来る「2013年7月22日(月)」に、スポンサードサーチの「ユニファイドキャンペーン」における機能改善が予定されております。
ユニファイドキャンペーンへの完全移行が「7月21日(日)」に完了しますから、その翌日ですね。なら最初から実装しとけよ、という意見はごもっともではありますが、Googleの後追いである以上、致し方ない面があるという事情も理解しましょう。
「広告表示オプション」の機能改善
- スマートフォン広告における「電話番号オプション」がついに一般公開。これまでベータ運用されていた「広告直電」機能を、すべての広告主が利用できるようになります
- 「広告表示オプション」を「広告グループ」レベルで設定することが可能になります
- 「広告表示オプション」をスマートフォンへ優先配信することが可能になります
- 「広告表示オプション」の編集を行った場合でも、パフォーマンスデータの統計情報が削除されなくなります
- 「クイックリンクオプション」について、個別のリンクテキストごとに配信データの取得が可能になります
「曜日・時間帯の入札価格調整率」における変更
これまでは「10%~1000%」で設定していたものが、「引き下げ率90%~引き上げ率900%」に変更されます。つまり、実質的には何も変わりません。
「インプレッションシェア」関連データにおける変更
統計データやパフォーマンスレポートで参照可能な以下の項目について、デバイス別にデータ抽出できるようになります。
- インプレッションシェア
- インプレッション損失率(予算)
- インプレッション損失率(掲載順位)
- 完全一致のインプレッションシェア
PCとタブレット端末の広告配信データに明確な差異が認められた場合、いったいどうしろというのでしょうか。何という隔靴掻痒。
注意点がいくつか
- クイックリンクオプションの「リンク先URL」に、パラメータ(ifmobile、ifnotmobile)を設定している場合、機能改善後は利用できなくなるそうです。スマートフォンへの「優先配信設定」で対応してね、ということかと思われますが、「優先=100%」という認識でよいのでしょうか?
- 「クイックリンクオプション」の掲載審査が、リンクテキスト単位になるそうです
- 今回の機能改善によって、現時点における広告表示オプションの「統計データ」は削除されるそうです。必要なら保存しておけということですね