広告とウェブサイトで「価格」が違うという初歩的ミスを避けるためのアドバイス

リスティング広告運用の見直し相談を受けてアカウント内容を確認していると、オフラインの広告媒体ではありえないようなミスを発見することがあります。

意外によくあるのが、広告テキストに記載された価格とウェブサイト上の価格が異なるという、初歩的かつ致命的なミス。

スーパーの特売チラシを見て買い物に出かけた際、「チラシに掲載された価格と実際の売り場に掲示されている価格が違う」などということは、まずないと思います。しかし、そういったありえないミスを犯しがちなのがリスティング広告の怖さ。

とくに膨大な数の商品を扱う通販サイトなどの場合、広告アカウントの隅々までチェックの目が行き届いていない恐れがあります。

商品やサービスの価格が改定されたり、特売価格を適用したりする場合には、必ずすべての既存広告を確認し、必要に応じて新規広告と差し替える作業を忘れずに行ってください。

価格変更の際には、すべての広告を確認する。

なお、追加した広告が「事前審査(広告掲載開始前の審査)」の対象となった場合、掲載審査の完了までは広告掲載の開始が保留されます。

ヤフーリスティング広告の場合、掲載審査に要する期間は、PC・スマートフォン・タブレット広告は「約3営業日」、モバイル(ガラケー)広告は「約5営業日」ですから、余裕を持って、少なくとも新価格での掲載開始予定の「7日前」には広告入稿しておいたほうが無難です。

新価格の広告は、7日間以上の余裕を持って入稿しておく。

ちなみに、広告上に記載された価格とウェブサイト上の掲載価格に齟齬があったとしても、ヤフーの掲載審査では無視され、他に広告掲載ガイドライン上の問題が無ければそのまま承認されます。

価格の適切な表記については、広告主の自己責任に任されているのです。

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