スポンサードサーチのアカウント運用において、キーワードのマッチタイプ「フレーズ一致」や「部分一致」を利用している場合、定期的な「対象外キーワード」の設定が欠かせません。
その際、皆さんは、自分が設定した「対象外キーワード」をすべて把握していますでしょうか?
スポンサードサーチの広告運用に関して、
入札したキーワードのインプレッションが明らかに少ない。
という相談を受けることがあります。
インプレッションが発生しない理由としては様々なケースが考えられますが、実際にアカウント内容を確認してみると、設定済みの「対象外キーワード」の影響で広告配信がブロックされている例が意外と多い。
注意すべきなのが、キャンペーンに「対象外キーワード」を設定しているケースです。
その場合、当該キャンペーン配下の広告グループは、当然ながらキャンペーン単位の「対象外キーワード」の影響下にあるわけですが、そのことを失念している(と言うよりも、広告グループに設定するつもりが間違ってキャンペーンに設定している)方がいらっしゃいます。
キャンペーン単位で「対象外キーワード」を設定する場合、広告グループ単位の設定と比べて影響範囲が広くなりますので、使用する語句やマッチタイプには十分に気をつける必要があります。
また、「対象外キーワード」を設定した際には、直後に必ずすべての設定内容を「ダウンロード」して、最新の設定状況を一覧で把握できるようにしておくほうがよいと思います。