「Yahoo!プロモーション広告」の誕生に先立ち、新しい広告掲載ガイドラインが「2012年12月3日(月)」より適用されます。
現在の広告掲載ガイドラインからの変更点について、目に付いた点を挙げていきます。
ディスプレイ広告の配信を意識した内容
「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」では、画像や動画といったディスプレイ広告の配信も予定されています。したがって、当然ですがディスプレイ広告配信に関する内容が、新しいガイドラインに追加されています。
頻繁に登場する「クリエイティブ」とは、ディスプレイ広告の広告素材(バナー画像や動画)のことですね。広義には、リスティング広告の広告テキスト(タイトル、説明文)も含まれます。
「貸金業」の掲載基準が緩和される
上場基準が削除されたことで、中小の貸金業者による広告掲載が可能に。消費者金融はそれなりに広告費を遣ってくれる業界ですから、これまでは制限されていた中小業者によるリスティング広告出稿を喚起したいという意図が窺えます。
オンラインゲームのガイドラインが新設される
主目的は、ソーシャルゲームの出会い系サイト化への対策と思われます。
広告テキストで使用可能な記号が増えた
「増えた」のではなく「復活させた」という言い方のほうが正確か。大半の記号は、Googleの広告配信システム導入時の移行リスク回避目的で使用禁止としていたもの。それを今回復活させたということですね。