スポンサードサーチのレポートに含まれる「表示切替」「表示項目」は、広告運用担当者の好みで内容を追加、選択することが可能です。
ただし、広告管理ツールの仕様上、どうしても組み合わせ不可能なパターンも存在するため、いろいろと頭を悩ませることになります。
「アカウントレポート」や「キャンペーンレポート」では、「表示項目」のオプション項目を設定することにより、以下のようなパフォーマンスデータを取得できます。
完全一致のインプレッションシェア
インプレッションシェア
インプレッション損失率(予算)
インプレッション損失率(掲載順位)
無効なクリック数
無効なクリック率
インプレッションシェア
インプレッション損失率(予算)
インプレッション損失率(掲載順位)
無効なクリック数
無効なクリック率
いずれも目を通しておきたい数値ですね。
ところが「表示切替」で「デバイス」を追加すると、「表示項目」で上記のインプレッション関連データを選択することができません。さらに「表示切替」で「時間」を追加した場合には、「無効クリック」関連のデータも選択不可能になります。残念。
デバイスや時間単位でそれらのデータを分割できない、という仕様上の制限によるものですが、とはいえ必要なデータを取得できないことは広告運用上、問題です。
したがって、デバイスごとにキャンペーンを分けて(これは別の理由から基本施策ですが)みたり、時間帯別の配信データはキャンペーンレベルでの取得ではなく広告グループ単位で代替したり、と工夫が要求されるわけです。