現在のリスティング広告で入札キーワードの中心となるのは、2~3語の複合キーワードです。
1語のビッグキーワードの場合、ユーザーの検索意図が絞り込めなかったり、入札価格が高騰しているものが多かったりするため、それだけではコストパフォーマンスが良くありません。
逆に、4語以上のキーワードは検索数そのものが少ないケースが大半であり、クリック、コンバージョンの元となるインプレッションが十分に獲得できません。
そういった理由により、登録する入札キーワードは必然的に2~3語の組み合わせが多くなるわけですが、その組み合わせパターンは単純計算で以下のようになります。
2語の複合キーワードの場合
→「AB」「BA」の2パターン
→「AB」「BA」の2パターン
3語の複合キーワードの場合
→「ABC」「ACB」「BAC」「BCA」「CAB」「CBA」の6パターン
語句の組み合わせ順序が異なるだけで、インプレッションや入札している競合広告の数が違ったり、その結果としての広告効果に差がついたりすることもありますので、複合キーワードに入札する際には、念のため語順を入れ替えた別パターンについても登録しておくことをお勧めします。
ただし、あまりにもキーワード数が多いという場合には、キャンペーン管理の手間等を考慮し、一部について「部分一致」の拡張による引き当てに任せるというのもひとつの戦略です。