スポンサードサーチ Ver.3の管理ツールで「コンバージョン数」を確認していると、まれに、計測されている「ユニークコンバージョン数」が、同日の「クリック数」を上回っている場合があります。
コンバージョン数は、元となるクリックが発生した日に計上されますので、同日のクリック数を超える「ユニークコンバージョン数」は理論上ありえないように思えますが、可能性としては、無効と判断されたクリックの影響が考えられます。
配信システムが不審なクリックと認識して「無効クリック」判定すると、そのクリックはレポートに計上されません。しかし同クリック経由でコンバージョンが発生していた場合、そのコンバージョンは管理ツール上に表示されることになります。
これにより、「クリック数」を上回る「ユニークコンバージョン数」が計上される、という奇妙な現象が発生するわけです。
ちなみに「無効クリック」の数ですが、以下の設定で確認することが可能です。
【スポンサードサーチ Ver.3 「無効なクリック数」の表示設定】
(1) 「キャンペーン管理」タブを開く
(2) 表示内容選択で「キャンペーン」が指定されていることを確認
(3) 「表示項目の編集」で「無効なクリック数」にチェックを入れ「適用」をクリック
(4) 管理ツール上のレポートとして「無効なクリック数」が表示されるようになる
なお「無効なクリック数」の表示が可能なのは「キャンペーン」に限られ、「キーワード/広告/広告グループ」単位で確認することはできません。