米国では、インターネット接続端末として「モバイル機器のみ」を使用するユーザーの数が、(デスクトップ)PCのみを使用するユーザーを超えたようです。
大多数のユーザーはPCとスマートフォンを「併用」していると考えられますが、スマホ経由のインターネットアクセスが、全体的なネット利用の中で主流派となりつつあることがよく分かります。
そして、日本でも状況は同じ。
実際に自分が運用を担当しているリスティング広告のパフォーマンスデータを見ても、コンバージョンの9割以上がスマートフォン経由という商材が存在します。
特定の業種に関しては、既にPCではなくスマホへの広告配信が中心という状況ですが、今後はスマホ重視の比率がさらに高まってゆくことになるのでしょう。
その一方、広告主によってはウェブサイトのスマホ対応が済んでいないため、スマホへの広告配信を保留し、機会損失を強いられているケースもあるわけで。
B2B、B2Cの違いにもよるのかもしれませんが、Googleのスマホ検索アルゴリズムへの対応という観点から見ても、ウェブサイトのスマートフォン最適化は待ったなしの状況だと思われます。