スマートフォンでウェブ検索した際に表示されるアドワーズ広告から、広告主に直接電話を掛けることができる機能が、いわゆる「電話番号表示オプション」です。
以下は米国の事例報告ですが、スマホのリスティング広告における「電話番号表示オプション」の利用が伸びているとのこと。
Call analytics platform Marchex released a report today that argues mobile call extensions were a roughly $4 billion revenue driver for Google (and Bing) in 2014.
電話による問合せを分析するサービスを提供するMarchex社が本日発表したレポートによると、スマートフォン広告の「電話番号表示オプション」がGoogle(そしてBing)にもたらした収益は、2014年度にはおよそ40億ドルに上っている。
「電話番号表示オプション」経由の実際の架電数も、急激に増加しているようです。
また、スマホのリスティング広告によって発生した電話問合せの内、「60%」が「電話番号表示オプション」をクリックしたユーザーによるものだった模様。(残りの「40%」は、ランディングページ訪問後の架電)
ウェブサイトへのアクセスとは異なり、必然的にリアルタイムの対応が要求される「電話番号表示オプション」の利用ですが、見込み客と直接話すことによるコンバージョン率の上昇が期待できるというメリットがあります。
もちろん、コンバージョンする確率の高い架電を選別するための施策(入札キーワード、広告テキストetc.)は必要ですが、電話問合せに対応する人的リソースが用意できるのであれば、積極的に活用したい機能です。