「関連検索ワード」の意図的な操作(虫眼鏡SEO)に、ヤフー自ら手を貸しているのではという疑惑。
「Yahoo!クラウドソーシング」で「検索」関連の仕事依頼を覗いてみたら。
大量に掲載されておりますのが、要約すると以下のような案件。
指定したキーワードでヤフー検索し、結果を報告する。
大半は純粋に検索結果の「調査」なのかもしれません。
ですが、多種多様な検索環境から同一のキーワードで集中的に検索するという行為を、ヤフーが仕事として斡旋しているわけですよねこれは。
「関連検索ワード」とは、Yahoo!検索の利用者が入力したキーワードと組み合わせて検索されるキーワードや、関連性の高いキーワードを機械的に収集し、検索回数の多いものを自動的に表示することで、再検索を補助する機能です。
ヤフー検索の「関連検索ワード」が実際の検索動向をもとにセレクトされているのであれば、その意図的な操作を助長するような仕事を自ら斡旋するのは、いろいろと問題があるのではと思うわけです。
クラウドワークス提供の仕事案件を自社サイトに見境無く転載するのではなく、自社の検索サービスに悪影響を及ぼす可能性のある案件については、きちんとフィルタリングして掲載拒否する姿勢を貫いたほうがよろしいのではないでしょうか。
「関連検索ワード」が適正化されれば、それらを経由した検索連動型広告の売り上げも伸びると思うのですが。