YDNの「平均掲載順位」が持つ意味は、スポンサードサーチの場合とは異なります。
特にスマホ配信のYDNディスプレイ広告の場合、「平均掲載順位」は「1位」がほとんどではないでしょうか。
だからといって、それ以上インプレッションを獲得できないわけではありません。
YDNディスプレイ広告をスマートフォン向けに配信する場合、そもそもページあたりの広告掲載枠がひとつだけというケースが大半ですから、その枠に広告が表示された場合、平均掲載順位は必然的に「1位」となります。
しかし、掲載順位が「1位」だからといって、それ以上インプレッションを増やせないというわけではない。
入札価格を上げたり、ターゲティングを見直したり、広告テキスト(インタレストマッチの場合)を再設定したりすることで、さらにインプレッションを伸ばすことは可能です。
したがって、平均掲載順位(やインプレッションシェア)からインプレッションの伸び幅を推測できるスポンサードサーチとは、掲載順位の解釈を根本的に変える必要があります。