Yahoo!プロモーション広告の公式サイトで告知されていますが、待望の新広告掲載フォーマット「ディスプレイ」を含む、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)の大規模な新機能ローンチが完了しております。
今回「新規導入/改善」された新機能は、
2. 広告単位での入札価格設定項目を追加
3. キャンペーン予算に合わせた入札価格制限の追加
4. レポートにおける一部機能の変更
それぞれの内容について、個人的な第一印象を。
1. 掲載フォーマット「ディスプレイ」を追加
YDNの「ディスプレイ広告」配信が、ついに一般公開!
すべての広告主が、YDNのディスプレイ広告を利用できるようになりました。ただし、「広告管理:YDN」タブを有効化しておくことが必要です。
YDNディスプレイ広告の概要や運用例については、以下のページからPDFファイルをダウンロードできます。
とりあえずの注意点ですが、広告掲載方式「インタレストマッチ」を選択する場合、登録した広告文の内容に基づいてマッチングが行われるため、ディスプレイ広告といえども「広告テキストの作成」に手を抜くな、と言っておきます。
ヒントをひとつ。
広告として「表示させる」場合とは別の視点から広告テキストを作成する、という思考が要求されるのかもしれませんね。
2. 広告単位での入札価格設定項目を追加
「広告グループ」レベルに加え、「広告」単位での入札価格設定が行えるようになりました。
「広告グループ」内に異なる入札価格の「広告」を格納できるようになったわけですが、ABテストする際の母数(インプレッション等)の均一化などに活かせるのか?
これについてはいろいろ試してみないと分からん。
3. キャンペーン予算に合わせた入札価格制限の追加
広告グループや広告の「入札価格」について、キャンペーンの「日額予算」を超える金額が入力できないように制限がかかりました。
こちらはスパム入札への対抗策ですかね。
キャンペーン予算を超えた入札価格で広告掲載しつつ、実際の広告料金は「請求限度額」の縛りで抑えるという禁断の裏技を封じるマホトーン。
4. レポートにおける一部機能の変更
集計期間と表示項目がそれぞれ拡張されました。配信データの集計期間については「3カ月」か。
「広告レポート」の表示項目への「タイトル」「説明文」の追加ですが、パフォーマンスと広告テキストを直で確認できるようになるから地味に便利かも。
広告掲載方式が「インタレストマッチ」の場合、広告テキストの違いによってインプレッションにも影響が出ますし。