Yahoo!リスティング広告のコンバージョンを測定する場合、広告管理ツール上で「コンバージョン測定タグ」を作成し、対象ウェブページのソース内に設置します。
タグ作成時には、いくつかの情報を設定する必要がありますので、以下、詳細を説明します。
【注】
以下の内容はスポンサードサーチが主な対象ですが、スポンサードサーチ広告のインタレストマッチ配信を「オン」に設定している場合、インタレストマッチに配信された広告経由のコンバージョンも測定できます。
コンバージョン測定タグ作成時の設定内容
コンバージョン名
測定結果を管理する上で便利な名称を自分で設定できます。コンバージョン測定の目的に合わせて、適宜設定しましょう。
コンバージョン測定の目的
測定対象となるコンバージョンの目的に合わせて以下から選択しますが、どれを選んでも(少なくとも現時点では)機能的に違いはありません。
おもに通販系サイトで使用。商品の購入完了ページに設置する場合に選択します。
また、有料サービスの申し込み完了など、直接売り上げが発生する場合にも使われます。
【お申し込み】
会員登録の件数などの測定を行う場合に選択します。
【販売促進】
資料請求や問い合わせの数を測定する場合に選択します。
【主要なページの閲覧】
特定の重要なページへのアクセス数を測定する場合に選択します。
【その他】
上記の各選択肢に該当しない場合です。
該当ページの形式
コンバージョン測定タグを設置するWebページの形式を選択します。PCブラウザ向けページならデフォルトの「html」で問題ありません。
xhtml(モバイル)
chtml
wml
該当ページのセキュリティレベル
コンバージョン測定タグを設置するページのセキュリティレベルに合わせて【 HTTP 】 【 HTTPS 】のどちらかを選択します。この際の注意点としては、以下の過去記事を参照してください。
1コンバージョンあたりの売上金額
1コンバージョンで獲得できる売上金額を入力することで、累計をレポートなどで確認できます。金額が固定値である場合は問題ありませんが、コンバージョンごとに売上金額が異なる場合、タグの作成後に内容を一部改変する必要があります。(PHPなど、プログラミングの知識が必要です)
コンバージョン測定タグ作成に関する注意点
一度作成したコンバージョン測定タグは消去できない
作成済みのコンバージョン測定タグを広告管理ツールから削除することはできません。(設定内容を後から変更することはできます)
必要なくなったタグについては、ステータスを「オフ」に変更し、コンバージョン名を「【未使用】~」などのように改名しておくと、管理上都合がよいです。
コンバージョン測定タグの内容を変更したら必ず貼り替える
コンバージョン測定タグの設定内容を変更した場合、測定対象ページのソースに設置されている既存のコンバージョン測定タグを、設定変更後の新しいタグに貼り替える必要があります。これ意外と忘れがちですので注意してください。