スポンサードサーチ Ver.3において、キーワードの「品質」の重要性は広く認識されていますが、この「品質」が実際にはどういったことに影響を与えているのかご存知でしょうか。キーワードの品質が影響する事柄について、以下にまとめます。
広告の掲載機会
検索クエリーに対してキーワードが引き当てられると、そのキーワードに紐付く広告が掲載候補に挙がります。このとき、キーワードの品質が低いと広告が掲載候補に挙がらない可能性があります。つまり、品質が低いキーワードに対しては広告が配信されない場合もあるということです。
広告の掲載順位
キーワードの品質によって、そのキーワードに紐付く広告の掲載順位が上下します。品質が低いと同じ入札価格でも掲載順位は下がり、高いと上位に掲載されやすくなります。
クリック単価(CPC)
キーワードの品質は、広告がクリックされたときの「クリック単価(=実際の課金額)」にも影響します。キーワードの品質が高い方が、課金額は低く抑えられます。
キーワードの自動挿入機能
広告のタイトルもしくは説明文に「キーワードの自動挿入機能」を設定している場合、品質の低いキーワードは広告文に挿入されず、代わりに補完テキストが適用される可能性があります。
「部分一致」の拡張範囲
キーワードのマッチタイプで「部分一致」を選択している場合、キーワードの品質によって、部分一致による関連語句の引き当ての幅が異なります。品質が低いと関連語の拡張範囲が限定され、品質が高ければ、より多くの語句にマッチングされます。
キーワードの品質は高いに越したことはありません。キーワードのグルーピングの見直し、広告文の最適化などによって、キーワードの品質を高く保てるようにしておきましょう。