スポンサードサーチ Ver.3 【合計コスト】の金額が【翌日に減少】する理由

広告管理ツールの統計情報に表示される数値の中で、「合計コスト」の金額は、ほぼ毎日チェックされていることと思います。

この「合計コスト」に関連してたまに目にするのが、前日までのデータと比較して金額が減少するという事象です。

例えば、前日に確認した当月の「合計コスト」が10,000円であったのに対し、翌日に広告管理ツールを見ると9,000円に減少していた、といったようなケースですが、よくよく詳細を調べてみると、前日までの「クリック数」が減少し、それによって「合計コスト」が減っていることに気付きます。

実際のクリック数が増加することはあっても、その逆はあり得ませんので、「例によってまたシステム不具合か」と思いがちですが、考えられる原因として、
無効クリックの事後判定の可能性が挙げられます。

いわゆる「不正クリック」を事前に防いでくれる、「不正クリック防止システム」の存在については、(その精度に対する見解は様々なれども)それなりに知られています。が、実際にはリアルタイムのフィルタリングだけでなく、「事後判定によるクリックの無効化」も実施されています。

Yahoo!リスティング広告の不正クリック対策

したがって、一旦は「有効」と見なされ課金されたクリックが、
その後「無効」と判断されて取り消される可能性があるわけです。

あるキャンペーンの「合計コスト」が前日と比較して減少した場合、キャンペーン一覧の「表示項目の編集」を開き、「無効なクリック数」にチェックを入れてみてください。

当該のキャンペーンにおいて、「無効と判断されたクリック数」を確認することができます。

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